流れ星から逃走
□8、気付くことの辛さ
1ページ/4ページ
「痛い、痛いよジャック!」
「うるさい、つべこべ言わずにさっさと調べろ!!」
「分かったよ…人使いが、いやブルーノちゃん使いが荒いんだから…」
「まだ殴られたいか」
「暴力反対ー!と、なんで俺なんだい?遊星でも出来そうなものなのにっ、と…出た出た。
遊城十代さん…ね、分かりやすいなあ」
「フン。奴は今、何かを俺達に隠している。
聞いた所で容易には話すまい」
「ジャックって信用無いんじゃない…わわっ、冗談だよ!腕降ろして!!
…あれ?おかしいな」
「どうした」
「十代さんのデータの更新間隔がね、変なんだよ。履歴は何十年も前なのに、最近になってまた」
「…待て、遊城十代の検索結果は」
「?一件だよ」
.