流れ星から逃走

□8、気付くことの辛さ
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「痛い、痛いよジャック!」

「うるさい、つべこべ言わずにさっさと調べろ!!」

「分かったよ…人使いが、いやブルーノちゃん使いが荒いんだから…」

「まだ殴られたいか」

「暴力反対ー!と、なんで俺なんだい?遊星でも出来そうなものなのにっ、と…出た出た。
 遊城十代さん…ね、分かりやすいなあ」

「フン。奴は今、何かを俺達に隠している。
 聞いた所で容易には話すまい」

「ジャックって信用無いんじゃない…わわっ、冗談だよ!腕降ろして!!
 …あれ?おかしいな」

「どうした」


「十代さんのデータの更新間隔がね、変なんだよ。履歴は何十年も前なのに、最近になってまた」

「…待て、遊城十代の検索結果は」

「?一件だよ」





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