詩の行方〜ウタノユクエ〜

 
 
小さな町の隅っこで
膝を抱えながら
 
僕は詩を紡いだ
 
 
詩は風に乗って
どこまでもどこまでも
 
漂って行った
 
 
行方は知れず
遠くで月が笑って
 
僕を見下ろしていた
 
 

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