ねがいぼし
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しばらくすると、泣き声の代わりに寝息が聞こえてきた。
「銀ちゃん、空寝たアルカ?」
「あぁ。泣き疲れたんだろ。」
「銀ちゃんの服、空の涙と鼻水でどろどろアル」
「まじでか。…ま、今日は仕方ねぇか。」
寝室まで行き、片手で空を抱き、片手で布団を敷く。
しかし、いざ寝かそうと思えば銀時の服を握りしめたまま眠る空にそれは叶わなかった。
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