ねがいぼし

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「いってきます!」

「気を付けてね」



準備が出来た空は新八に声をかけると、銀時に手を引かれ出掛けていった。












「きゃー!しゅごいー!」


万事屋の外に出れば天人を見て大興奮の空。
銀時は手を離せばすぐにでもどこかへ走り出しそうな空の手をしっかりと握る。



「あ!あっち、あっち!」

手を引かれるがままに道の端に行けば小さな子猫がにゃんと鳴いた。


「かあいいね」

子猫を撫でながらにっこりと微笑む空に、なんだか時間の流れがゆっくりに感じた。




その後も寄り道を繰り返し、普通の倍の時間をかけ公園へと到着した。



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