小説

□〜後悔〜
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「ライトスライロウ〜シンシア〜」より



…嘘を付いた。とても大切な人に…

…いなくならないと約束したのに…

…いつかまた、会おうと言ったのに…

…もう会えない。〜




〜プロローグ〜

高い丘に、一つの墓があった。
沢山の花があった。
その墓に佇む一人の女性の姿があった。
歳は10代後半だろうか…とても若い。

「あれからもう一年もたったんだね。
いまだに信じられないよ…あなたが死んだなんて、
あの時、あなたはどこに行こうとしてたの?
すぐに帰ってくるって行ってそれっきり…」
長い黒髪を風にたなびかせながら一人呟く。







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