小説
□〜後悔〜 過去
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〜scene1〜
とある一軒の家に8人の少年少女がいた…
そこから笑い声が聞こえる。
彼らは、今日卒業式を迎えた。
卒業パーティーだろうか、とてもいい笑顔をしている。
中には泣いている者もいる。
「卒業おめでとう!
そして合格おめでとう。コレからも俺たちはずっと友達でいような!
………乾杯!!」
「「「乾杯!!!」」」
…どうやら彼らは皆同じ高校に進学するらしい…
そこには確か友情があるのだろう。性など関係ように思える。
はたから見れば、彼らの未来はとても明るいものに思えてくる。
しかし
…悲しみは少しずつ少しずつ彼らに近づいてきている…
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