短編&リクエスト集

□5月5日 【雲雀ver.】
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【雲雀Ver.】



今日は5月5日


並盛の秩序、並盛中学風紀委員長 雲雀 恭弥 の誕生日です!



ホントはゴールデンウィークで学校はお休みなんですが、ヒバリさんに思いを寄せている私は勇気を振り絞ってプレゼントを渡しに行きます!








―並盛中学校・応接室―



只今私は応接室の前にいます!



ヒバリさんはいつも応接室か並盛を見回っているので、多分、この中にいる筈…。



この扉の奥に憧れの、好きな人がいるかと思うとドキドキです///



何度も深呼吸をしてドアをノックした。







「…入れば?」







ひ、ヒバリさんはご在宅(?)でしたー!



気怠そうな声での了承で、中に入る。







『し、失礼しますっ!』




「キミはいつも沢田綱吉達と一緒にいる…。何の用だい?」




『あれ?ヒバリさん、ツナ達の事知ってるんですか?

っと、ヒバリさん!お誕生日おめでとうございます!!』





「誕生日…あぁ、今日僕誕生日だったね」








一瞬パチクリと瞬きをした雲雀だったが思い出した様で書類を書いていた手を止めた。








「わざわざそんな事言いに休みの今日、来た訳かい?」




『勿論です!絶対に言いたかったんですよ、私』







にぱっ、と笑いながら言う。



雲雀は吃驚したように目を開いて、ふい、と顔を背けた。



僅かに耳元が赤くなっているが、必死なせいで私は気付かなかった。(勿体ない)







『あ、そうだった。

コレ、プレゼントです。

気に入ってもらえたら良いんですけど…』








用意していた紙袋を渡した。







「ふーん…。コレ、中身何なの?」



『ぇーっとですね、二つあるんですけど。一つ目が…これです』








紙袋の中に入っていた袋を指差す。



それを開けて雲雀は軽く見開いて、口の端を吊り上げた。








「…ワォ。ヒバードかい、コレ」







中身を出すと真っ黄色のマスコットがあった。







『はい!最近よくヒバリさんの肩に乗っているのを見掛けてたので』



「よく出来てるね」



『ホントですか?良かった〜』







安心した。



ホッと胸を撫で下ろすと雲雀が窓を開ける音が聞こえた。









「ヒバード、おいで」



→ヒバード登場!
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