デュラララ

□恋人一歩前
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興味のないことはどうでもいい。
更にはブルースクウェアの敵でなけりゃいい。
あと、折原臨也の息がかかってないといい。
臨也の妹たちは論外ということで。
あと――。

「何してるんですか、ルティシアさん」
「ん?ちょっくら、昼寝したい」
「そこが抜けちゃうかも知れませんよ」
「大丈夫だ――って」
「今、片足落ちましたよね」

いつの間にか青葉の近くにいるようになったルティシア。
成人しているのにどこか子供よりも子供っぽくて目が離せない。
顔はよく、頭もいい。
頭がいいと言うのはちょっとした実験で既に実証済み。
だが、どこか抜けている。
それは外人だからという問題ではないだろう。

「落ちてないよ。落ちてない落ちてない」

そういって、トタン板の上を歩くルティシア。
下から見ている青葉にとってある意味、気が気でない。
何故か、それは今の青葉はわからない。





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