#3!
□D
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「 Maybe,tomorrow 」
―――もう、自分の脚で、立ちたいんです
そう言って、君は、独りで、闘う事を、決めた。
何も、疑いもせず、信じる事を一番ダイジにした君が、
………何度も、
――――何度も、泣いた事、知ってる、から、
ほっとけるワケ、ない、し、
……心配、なんだって、伝えたかった、けど、
イチバン、好きな、君の、真っ直ぐな、瞳は、
―――私は、大丈夫、だから、独りで、
平気、だと、告げる、から、
出来る事は、ただ、君を、見守る、
それ、だけで。
そんな君を、馬鹿だと、嘲笑うかの様に、
彼女は、卑怯者に、また、泣かされて、しまった、けれど、
それでも、想いの色は、真っ白なまま、何物にも、染められは、しないから、
―――きっと、明日は、大丈夫、
きっと、明日は、笑える、筈だから、
だから、そのまま、貫いて、
真っ直ぐに、真っ直ぐ、に、
――そんな、君を、直ぐ傍で見守ってる、
………俺が、居るから。
―――だから、きっと、明日は、
――――笑える、よ。
#だから、もう、大丈夫。