Season#2

□「It is NEVER」
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#2





「――――や、秋山さん、ま、待って………」




ダメだ、もうこれ以上待てない、



―――呟くと間髪入れずに、君の口唇を塞ぐ




息つく時間さえ惜しくて、容赦なく口唇、口内を犯せば、




奥に深く入り込みたい、もっと、もっと、と欲は留まる事を知らず、息つく暇さえ惜しくて――――



「………んんっっ」




苦しそうな君の呻きで我に返り離してやると、




ぼぉっとした表情で、見つめるその表情は、眠っていた俺の欲をますます掻き立てるばかりで、




………そんなカオ、されると、止まらなくなるんだよと、




呟けば、また、君の口唇を容赦なく、犯した――――





…………なんて、甘いんだ




その甘さ、まるで毒の様に、頭を痺れさせて、思考はまともじゃ、いられなくなって、




今度は首筋に、自分だけの君だと印して、もう最後まで、終わらないという、サイン、




二人が距離もなく繋がる、長い、時間が始まり、




今度は、もう二度と、離さないと、誓うんだ――――





「 It is NEVER 」







#ライアーゲーム復活記念で、久々のショート。


これからも、ちょこちょこ話追加していきますので、よろしくお願いしますm(_ _)m






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