If ―…

□あれ...?シモンさん?
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「シモンさん...?」


ビクッ


やばい、本格的に寝てしまった。ロシウにまた怒られる


「ロシウ、こ、これはその............え?」


いつも僕にアレコレ言うロシウではなく、僕の後ばっかり着いてきた子供のロシウが前に居るんだけど、何これ?


「あれ...?シモンさん?...じゃないですよね...あの、シモンさんドコに居るか、知ってますか?」


本音を叫びたいくらいだ。
何?子供のロシウってこんなに可愛かったっけ!?
目おっきいし、体小っちゃいし、髪の毛短いし...


「俺、シモンだよ」


「え...?シモン......さん?」









x x x


「だからー、俺がシモンなの!」


「嘘です、シモンさんじゃないです!」


「そんな事言ったってなー...。」


なんとか説得出来ないかなー?
俺がシモンってわかってくれないと結構困るんだけどな...


「シモンさんを出して下さい!あなた方、シモンさんを拘束してる人達でしょうっ!?」


ムキになるロシウって今も昔も可愛いなー...


「な、なんですか?」


「ん?ロシウが可愛いなーと思って」


「え...ぼ、僕は男です!可愛いくなんかありません!」


ロシウがまた距離をとった。
一体どーすれば俺をシモンだと思ってくれるのかな?
子供の時持ってて今も持ってるもの......



コアドリルだ!!



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