REBORN!
□バースデイ・マジック!
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「骸様?」
「話は終わったのですか?」
「はい」
何事もなかったかのようにクロームは
普段通りに返事をした。
僕はもう、我慢の限界です!
「クローム」
「はい、骸様」
「いい加減、沢田綱吉たちと
何をしているのか教えてくれませんか?」
「それは・・・」
「俺が説明するよ」
クロームがオドオドと焦っていたところを
天の助けのように入ってきたのは
「ボス」
「・・・沢田綱吉」
我らがボンゴレ10代目ボスである
沢田綱吉だった。
「骸、こっちに来てよ」
「・・・・」
ツナに言われるままに着いてきた場所は
紛れもない大広間の入り口。
一体、大広間の入り口と2週間ほど前から
クロームの行動がおかしかったのは何が関係あるのか。
そう考えていたのもつかの間、
ツナが声をかけた。
「開けてみなよ、答えがわかるから」
ツナの言葉を聞いて、大広間の扉を開く。