BLEACH

□聞こえるのは、雨の音と足音と・・・
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「よし、瞬歩しちゃおう♪」
 そして心の中で雛森は、
 
 (5,4,3,2,1、G・・・)
 と、瞬歩をしようとした時に。

 「何やってんだ!雛森!!」
 十番隊隊長の日番谷冬獅郎が来た。

 「ひっ日番谷君!・・・どうしたの?」

 「「どうしたの?」じゃねーよ。お前雨ん中走る気満々だったろ!」
 「走るんじゃないもん!瞬歩だもん!!」
 「んなもん変わりねーよ!お前、それで風邪ひいたらどうすんだ!?」
 「こんなことで風邪ひかないもん!」

 ぷくーと顔を膨らませる雛森。ハッキリ言って全く説得力がない。
 だが、雛森は寒そうにしていた。
 それを日番谷は見逃してはいなかった―――――――――。
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