BLEACH
□桃の節句と雛あられ
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『って・・・でも今はもうありえないです。』
『何で?』
雛森は顔を下に向けた
『その日以来日番谷君・・・ひな祭りしてくれなくなったんです・・・・』
(あの隊長が!?これは何か訳ありね、絶対!)
『そんなに落ち込まない!まっ、私に任せなさい。』
『え・・・?』
乱菊は立ち上がり、今日の宴を考えだしたのだ
「あっ!」
「今度は何だ・・・」
怒り気味の日番谷
「隊長、桃の花と雛あられを買ってきてください。」
「っ!!!/////」
乱菊は日番谷が顔を赤くした所を見逃さなかった
「雛森に聞いたんですよ。隊長がひな祭りを一緒にしてくれなくなったって・・・雛森、落ち込んでましたよ。」
「知ってる。」
「ならどうしてですか!!」
顔を赤らめたまま日番谷は顔を斜め下に向けた
「雛森を聞いただろ・・あの台詞・・」
「聞きました。でもそれが原因なんですか?」
「あの日には続きがあるんだ・・」
「続き?・・・ですか。」
ああ、あれは本当に死ぬかと正直思った