向本折町☆☆☆
☆室町・平安時代は小松と言う地名が無く、現在の九竜橋川から南の一帯を本折の庄と呼んでいました。やがて江戸時代に入り小松の中に町名が出来始め、本折村となりました。
明治20年頃、須天と向本折の両方で本折村となり、明治40年には苗代村字向本折となりました。
向本折土地区はどんな仕事をしているの?
☆明治時代の地租改正により地籍制度ができ、土地・建物が登記されるようになりました。以前のきもいり戸長で管理していた土地の台帳や資料を現在も引き継いでいます。
☆宅地、農地の境界立会いも行っており、昔は竹尺や縄で行っていた測量ですが、現在では三斜法から座標系に変わり格段に精度が上がり進歩しました。今では、昔の野取や道路溝梁のついては尺貫法で書いてあり理解できる人が少なくなってきたのが現状です。
☆昭和15年12月1日の小松市制発足以前は向本折区でしたが、昭和23年頃から土地改良法ができ、各区域の区画整理を行ってきました。現在は五年、十年、二十年先を見据えた活動を目指しています。
☆慣行水利権、通行権などいろいろな権利関係についても管理・調整しています。
・公図、野取帳、換地図(向本折町、錦町、須天町、大領中町の一部)、地籍測量図、道路溝梁横間調等の管理
・農地、宅地、官地の境界立会い
・排水同意(宅地・道路全般)
・用排水及び揚水機場、排水機場の管理
・農地法4条、5条及び3条資格者の同意
・墓地及びため池等、共有財産の管理
・白山神社祭礼祭祀全般
・農地・水・環境保全対策向上活動