lyric

□もう、恋なんてしない、
1ページ/1ページ





少し斜め前を歩く貴方

いつもより


少しだけ歩調を緩めて



私と同じ速度で歩く。





そんな貴方の背中が好きで


いつも私は

もっとゆっくり
歩いてしまうのだけど



やっぱり


貴方は
とても鈍くて優しいから


もっと速度を落として


私を置いてってしまわないように、
時折此方をうかがいながら

ゆったり
歩いてくれるのね




そんな


そんな優しい背中を



いつも私は

思い出すの





一人で眠る夜も、


貴方に会える日の朝も


学校の授業の合間も、


バイトの途中でも、





何度も何度も

思い出しては、



貴方が愛しいと想って



すごく


泣きたくなってしまう






だって



だって、







たったそれだけが

嬉しいくらい




貴方を好きで


貴方が大切で


貴方以外考えられなくて、



そんな、


賭けがえのない


大事な人を
見付けられた私は



とてもとても


幸せだなぁと感じるの。







そして、



もう、

恋なんてしない、なんて





貴方以外に
恋なんてできっこない、

なんて



想ってしまう私は




とてつもなく

おばかさんなのだなぁと

思います。





ありがとう。

ごめんね?





.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ