おもちゃ箱
□その理由
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驚いた飛段と静かに目が合う。
「…っ///」
「飛段…」
「角都ゥ…//」
「飛段!!」←2度目
「Σまたかてめェコラァ!!」
またツッコミをする飛段。
いつもボケの飛段がツッコミ。
いつもツッコミのオレがボケ。
調子が狂う感じはするが
飛段を見れば楽しそうに笑っている。
「…少しは元気になったか?」
「!…あぁ、もっちろんだぜェ!!ゲハハハハ!!」
「お前が何に対して向けている目かは知らんが…、そう寂しそうな目をするな…」
「…角、都…//」
「オレの相棒はお前しか務まらない。これからもずっと一緒だ」
オレがそう言うと
飛段は照れ臭そうに、そして嬉しそうに笑った。
「ヘヘっ//ありがとよ角都ゥ!!///」
「…いや…いい…」
オレは気恥ずかしさを覚えたが、そのまま飛段の頭をそっと撫でた。
「ゲハハハ!!///」
「フッ…」
柄にもなく、オレは思わず笑ってしまった。
飛段は珍しそうにオレを見たが、すぐにまたハニカミ笑顔をオレに向けた。
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