おもちゃ箱

□その理由
5ページ/7ページ



驚いた飛段と静かに目が合う。


「…っ///」

「飛段…」

「角都ゥ…//」

飛段!!」←2度目

Σまたかてめェコラァ!!


またツッコミをする飛段。

いつもボケの飛段がツッコミ。
いつもツッコミのオレがボケ。
調子が狂う感じはするが
飛段を見れば楽しそうに笑っている。


「…少しは元気になったか?」

「!…あぁ、もっちろんだぜェ!!ゲハハハハ!!」

「お前が何に対して向けている目かは知らんが…、そう寂しそうな目をするな…」

「…角、都…//」

「オレの相棒はお前しか務まらない。これからもずっと一緒だ」


オレがそう言うと
飛段は照れ臭そうに、そして嬉しそうに笑った。


「ヘヘっ//ありがとよ角都ゥ!!///」

「…いや…いい…」


オレは気恥ずかしさを覚えたが、そのまま飛段の頭をそっと撫でた。


「ゲハハハ!!///」

「フッ…」


柄にもなく、オレは思わず笑ってしまった。
飛段は珍しそうにオレを見たが、すぐにまたハニカミ笑顔をオレに向けた。





.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ