うちは兄弟
□おやすみ
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サスケ「ずっと…一緒だからな」
マダラ「ひとりにさせはしないさ…」
そう…優しく一言呟いた。
もう何も…
涙を止めるものはなかった。
イタチ「…ありがとう…」
精一杯…
オレの全ての想いを込めた言葉をつむぐ。
するとサスケとマダラさんは微笑んで優しくオレの頭を撫でてくれた。
サスケ「気に…すんなよ…お先に…おや…すみ…兄さん……」
マダラ「…オレの…方こそ…あり…が…とう……おや…すみ…イタ…チ……」
2人の身体が静かにオレに寄り添った。
全ては実に静かで…
外からの風と小鳥の声が心地よかった。
どうやら涙は止まる事を知らないようで…
ずっと溢れ続けている。
サスケとマダラさんは
いつまでも微笑んで寄り添ってくれていて
オレは甘えて2人の手を握った。
イタチ「…ありが…とう………おや…すみ…な…さい……」
最期に感じたしあわせは
いつまでも…
このまま…ずっと…
end.
→アトガキ.