★小説 処★

□966&623 パラレルトラブル!?であります
1ページ/16ページ

【パラレルワールドとは】
別名:並行世界。我々の暮らしている現実
今いる世界(時空)とは似て非なる分岐した
この世界に平行して存在する別世界(時空)のこと
そこは、いわゆる「四次元」や「異界」などとは違い
我々の宇宙と同一の次元を持つ世界のこと。

例としてわかりやすく例えるとしたら 今現在我々が生活している世界では
科学が発達した三次元だが 逆に科学以外の物 例えば極端な例ではあるが
魔術や錬金術といったものが発達した世界という物も平行世界であれば存在し得る
かもしれ無いということだ・・・

※※※※※※※※※※※※※※※※

その日 睦実は 実体化ペンが不具合を起こした事により
久方ぶりに日向家 ケロロ小隊地下基地 最深部
クルルズラボへと足を運んでいた

『直ったぜェ?・・・ほらよっ』

ぶっきら棒にそう告げてクルルは背をむけていた椅子をクルッと睦実へむけると
直ったばかりの実体化ペンを投げてよこした

『サンキュ♪ クルル』 礼とともに投げられたペンを受け取る睦実
『それじゃっ お邪魔様♪』 自分にむかって
サッサと再び椅子の背をむけてしまったマブダチにむかって そう告げると
睦実はラボの出口へと歩き出した・・・と 睦実の目の前
ラボに新たな訪問者が扉を開けるなり駆け込んで入ってきたっ

睦実の横を通り過ぎる訪問者

訪問者と睦実に背をむけたまま
パソコン画面にむかっていたクルルは その姿を背ごしに確認すると

チッ と 面倒臭気に小さく舌打ちした

ラボへあらわれた訪問者の方へ椅子をむける
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ