novel?

□twinkle stars for you
1ページ/4ページ

「よしっ、お前ら。ついにこの日が来たぜ!!
各々配置は分かってんだろうな?」
「もちろんです。
完璧ですよ、宍戸さん」
「まさか、宍戸に言われる思わんかったわ。大体にして今回の計画の発案者は・・・」
「はいはいはい、侑士分かってるってば!!

「まさか、宍戸に言われる思わんかったわ。大体にして今回の計画の発案者は・・・」
「はいはいはい、侑士分かってるってば!!
ったく、それ耳タコだっつーの」
「・・・、先輩方。ったくよくもこんな早朝から騒いでいられますね。越える相手なんだかそうじゃないんだか。」
「あぁー、そこため息つくんじゃねぇよ!!」
「っと、そんなことよりジローのやつはどうしたんだよ?
また寝てやがるのか?」
「ジローなら、ここに来る時、もう配置場所で見つけたけど。
クスッ、こんな時ばっかり早起きしたのは褒めてあげてもいいけど、そこでまた寝ちゃったみたいだね。」
「ったく、ジローのやつ。激ダサだぜっ。」
「あっ、宍戸さんっ!!
そろそろ来る時間ですよ。」
「おっ、そりゃあいけねぇな。
じゃあ、みんな、今日は1日気合い入れて行くぞ!!」




くすんだ空の青が、どこか寂しさとノスタルジックな雰囲気を伝える、秋晴れの朝。とうとうやってきたこの日を、皆はどのように迎えるつもりなのだろうか?

そう、誰もが待ち望んだこの日を・・・。



【twinkle stars for you】



部活を引退した寂しさからか、はたまた早くも引き継ぎの準備をし始めた生徒会の仕事にかまけていたからか、近頃の跡部の眠りは浅く、朝は常に靄がかかったような日が続いていた。

それが今日は、まったく無い。
クリアな思考に、跡部自身も驚くほどだった。



to be contenued
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ