刻
□想い
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あなたに初めて会った時・・・
とても厳しく、深みのある瞳・・・とても惹かれた
何をかんがえているのか、知ることはできないけど、あなたを知りたい・・・支えになりたいと思った
「・・・・懐かしい」
目をそっと開くと愛しいあなたの顔があった
「夢を見ていたのか?」
起きたら、隣にはあなたがいる・・・それはとても幸せなことで・・
「一さん、おはようございます・・」
目をすり、顔をあげると微かに笑い返事を返してくれる
「あのね、一さん・・・懐かしい夢を見ていたの、初めてあなたに会った時のことを・・・」
あなたは、その先の言葉を促すかのようにこちらをみてきた
「私ね・・・・辛いこと、悲しいこと、うれしいこと、色々あったけど・・・・あなたと一緒に居れたことが今は夢みたいに幸せで、こんなに幸せでいいのかな?とか思ってしまうの・・・」
「でもね、あなたに触れるたび・・現実なんだって思う・・・私といてくれてありがとう」
そう笑ってみせるとあなたは嬉しい言葉を言ってくれた
「俺も、千鶴と居れて・・・嬉しい・・隣にいて支えてくれて、ありがとう」
眩しいくらいのあなたの笑顔それを見るだけで、満たされる私の心・・・
「私をこんなに幸せにしてくれてありがとう」
あなたと私の距離が徐々に近づいて、そっと口づけを交わした・・・・・