S S

□【甘いキス】2012/01/01up!
1ページ/1ページ

【甘いキス】





久しぶりの休日に最近は家で飲んでばかりいたら珍しくゴウが

家にやってきたのでお互いにまったりしながら過ごしていた。



―――――久しぶりにいい雰囲気だったんで、そりゃ恋人ですからやることはやってますが…なにか?



「……んっ…ぅ」


隣から可愛い声が聞こえたので顔を向けるとモゾモゾと身動きしてから寒かったのか俺に寄り添ってきた。


「……………」


思わずジッと寝顔を見ていたら、ゆっくりと瞼が持ち上がり目線だけ俺に向けられた。


「ゴウ…?起きたか?」

「……………」


まだ眠たいのか半開きの瞼が微笑ましくて自然とゴウの額に口付けると

数秒後に漸く意識が覚醒したゴウがガバッと身体を起こした。


「なっ…な…アンタ…〜っ!」

「ははっゴウ、顔真っ赤だな」


照れる恋人の顔を愛しいそうに見つめる自分に向けられた瞳に

ドキッとしたゴウは手で顔を隠しながら慌てて枕に顔を押し付けた。


「………ゴウ……」

「………」

「ゴウ?なぁ…キスしてもいいか?」


わざと吐息まじりで耳元に甘く囁くように低音で話すと耳まで

真っ赤になったゴウがチラッと目線だけ此方に向けてきた。


「おはよう」


横を向いたままのゴウの額にもう一度口付けてからゆっくりと照れて

恥ずかしそうな表情をしている可愛いい恋人の唇にそっと自分の唇を重ねた。




エンド






[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ