S S
□【触りたい】2009/01/21 up!
1ページ/1ページ
【触りたい】
「うわっ!?」
それぞれ楽屋で好きに時間を潰していた頃突然上がったナガノの声にサカモトが台本から顔を上げるとナガノがお尻を庇いながらオカダを見ていた。
「どうしたナガノ?」
「いや…オカダがいきなりお尻撫でたから驚いただけだよ」
「…なんだ、またか」
「触るなとは言わないけどいきなりは止めて…って、オカダ俺の話聞いてる?」
「……おん」
ナガノの言葉をスルーしてオカダはナガノのお尻をジッと見つめたまま動かないのでナガノは小さく溜め息を吐いた。
「…んじゃ触ってもいい?」
「……………いいよ」
もはや諦めたらしいナガノが良いと言った瞬間、今まで余り見たことがないような笑顔で
キラキラと瞳を輝かせながらナガノのお尻を触り始めたオカダは実に楽しそうであった。
他の3人は既に見慣れた光景だったのでまた自分の好きな事をやり始めていたが頭の中では
“ナガノ君の次の犠牲者はサカモト君だな”ということが判りきっていたがその頃のサカモトは台本に夢中になっていた。
end