短編

□指輪
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銀時から結婚指輪をもらった


考えてもみなかった私は度肝を抜かれた

だって銀時だよ?

お金無いんだよ?


でも


スッゴク嬉しかった

だから


私からもあげようと思う



















名無『トシ兄!』


土方「あ?」


名無『トシ兄だったらどんな指輪が欲しい?』


やっぱり聞くのは銀時と思考が似ているトシ兄が一番いいと思った


土方「そんなチャラついたもん付けねェ。」


名無『言うと思ったァ。じゃあシンプルなカンジで良いよね。』


土方「あのな、アイツがんなもん付けると思うか?」


名無『無理矢理♪』


土方「………」


よォし善は急げだ!

頑張るぞォォォ!













名無『銀時がくれたのも結構シンプルなんだよね。』


左手の薬指を見ながら歩いて行くと誰かにぶつかった


名無『すいませ……エリザベス?』

目の前にいたのは真っ白な物体


桂「ん?名無ではないか。」


名無『あ〜桂さん!久しぶりィ。』

桂「うむ。ところでどうしたのだ?難しい顔をしているぞ。」


桂さんは鋭いと思う

名無『銀時に…どんな指輪をあげようかと…』


桂「指輪?何故だ。」


名無『あっ桂さんにはまだ言ってませんでしたね。』


私達結婚したんです。

と言ったら凄くびっくりされた


桂「マジでか…銀時と名無がな…」

名無『はい!てなわけで…』


言いかけた私の肩を掴んだ桂さん


桂「よォし名無!一緒に選んでやるぞ!」


いきなり目の色が変わった桂さんに疑問を抱きながらも着いて行く事にした























名無『う〜ん…私のと似てる奴がいいなァ…』


銀時がくれたのは
真ん中に指輪に入るくらいの大きさの宝石で両側に小さな宝石が付いている


桂「名無!これなんてどうだ!?」


桂さんが持ってきたのはどでかい宝石が付いたやつ


名無『いやいやいやいや!私がやだ!』


桂「そうか?」


桂さんなりに真剣らしい












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