青春夢色

□お飲みものはドンペリとドンペリとドンペリがあります
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「銀時君ってさ、部活が部活だから普段スッゴくチャラチャラしてるかと思った。」


「そっスか?」


昼休み


2人で弁当を食べていたら先輩に話しかけられた


銀時が


『(私居るんですけど〜。)』


「凄いギャップー。」


「そっスかね。」


「うん。腰パンとかかと思った〜。」


常日頃パンツ見えてんのかと思った〜
と面白そうに言っている先輩


「あれ歩きにくいッスから。」


「やっぱりそうなんだ〜、彼女さん?」


『…お?』


「やっぱりそっか〜。」


急に話しかけられ卵焼きを箸から落とす


「あ、おめー今日卵焼きねェって言ってたじゃねーか。」


『だって取るじゃんか。』


「取るよそりゃあ取りますよ、甘いじゃんお前ん家の。」


『ふざけるな馬鹿銀、家の卵焼きは私のもんだ。』


もう一つの卵焼きを巡り喧嘩をしだす2人に笑う先輩


「仲がいいのね。」


「『よくないッス。』」


ハモる2人にまた笑う


「ねェ銀時君。」


「ん?」


「今日サー部に行こうと思ってるんだけど…お願いがあるんだ。」












「あら、結構似合う。」


「そっスかね。」


銀時の今の状態は


腰パン


「アレ、旦那ァ足短くなりました?」


「そう見えるだけだよ総一郎君。」


「総悟でさァ。」





「あ?」


「なんだよ。」


「1日で足って変わるもんなのか。」


「そう見えるだけだ多串君。」


「土方だ。」





「銀時く〜ん!!」


「いらっしゃい〜。」


「アレ?短い!!」


「そう見えるだけだっつってんだろ。」


「うそうそ、似合ってる〜。」










「名無、どうしたアルか?」


『……どうしょう、我慢出来ない。』


「お、嫉妬?嫉妬か?」


『恵李琉は黙ってて。』


「私客。」


「行ってこいヨ。」


『でも…』


「いいから行ってこいヨ。」


『…ハイ。』


神楽にメンチをきられ渋々銀時の元へ


「かわいいとこあんじゃない。」


「アレでも女って事アルな。」


しばらく見守っていると


何故か走り出す名無


そして


『あー転んだああああ!!』










ぎゃあああああああ!!


「「「きゃあああああああ」」」



転んだ名無の手には


銀時のズボン


『やってみたかったんだよね。』


「ふざけんなてめェェェ!!」


『怒った?』


「怒るわァァァァァァ!!」









もう一生腰パンしないと決めた銀時だった









だいすき。
 

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