□プールール
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ミーン


ミーン


ミーン


ミーン


蝉が鳴く今日この頃


この始まり方若干二回目かもというのは置いといて


プール日和です









子供達が遊ぶプール

みんな楽しそうにハメを外している


ピィィィィッ


「ハーイ休憩タ〜イム、唇紫色になってきただろ10分間上に上がれ〜クソガキども。」


監視員手伝いの銀時


「えーーっ!!」


「まだ大丈夫だよほっとけよ監視員!!」


「あっそうじゃあ好きにすれば、しらねーよ俺。
プールなめたらまじ洒落になんねー事になるからね、どーなってもしらねーよ俺。」


「フハハハハ脅かそうたってムダだよ兄ちゃん!!オイ、鬼ごっこの続きやろーぜ!」


キャアアアアアアアア!!


「!!」


突然聞こえた悲鳴に銀時が走る


「どうした、何かあったか。」


『監視員さん助けてくれ!!友達が…
友達が唇が紫色になったと思ったらみるみる広がって…』


「全身真紫になってしまったアルぅ!!」


「!!
バカヤロォォォォ!!だから言ったんだァァァ!!」


新八は紫で大変な事になっている


「かろうじてメガネにはまだ紫菌が回っていないようだな!!

すぐに温かい毛布!!温かいスープ!!温かい家庭及び温かいメガネを用意するんだ!!
戻ったこいィィィィィ石川ァァァァ!!」


心臓マッサージをする銀時と


口から血を流す石川(新八)を見て


「「「ギャアアアアアアア!!」」」


子供達は勢い良くプールを出


「紫菌に侵されるぅぅ!!」


「…フン、プールの恐ろしさ思い知ったか。」


「何やってんだてめーら。」


ビート板を凶器にすると痛い


「客が溺れないよう見張っとけって言ったんだよ俺はァァァ!!
何で客恐怖に溺れさせてるワケ!!」


「ペンキかわいてきちゃった…」


『ホントだ、落ちんのコレ?』


「長谷川さん、プールってのは死と隣り合わせなんだ。生半可な覚悟の奴は帰った方がいい。
プールの恐ろしさを知って初めて水辺で遊ぶ権利を得られるんだ。」


「全身紫になる恐怖は知らなくていいよね!
ホントマジさァやっと手に入れた職なんだから頼むよもっと慎重にやって!!

夏の思い出を作りにきた子供達をしっかり見守り無事思い出と共に家路につかせてやる!!
それが俺達監視員の役目だ!!!」


「「アイアイサー!!」」


「お前達は思い出作らなくていいィィィィィ!!」


ドォォン

ドボォォン



神楽と新八は思いっきり楽しむらしい


「レン!!お前も仕事するぞ、こっちこ…」


『ん?』


「ダメ!!お兄さんは私と遊ぶの!!」


「違うよ私と遊ぶの!!」


『おいおい喧嘩はすんな。』


「そうだよお兄さん困ってるでしょ!!」


「そー言うアンタは腕巻きつけてんじゃねーか!!」


『わかったから…みんなで遊ぼう、な?』


「「「は〜い!!」」」


『ごめん長谷川さん、この子達の面倒見てるわ。』


「あ…そう。」


レンは子供達を連れ去っていった


「イケメンなんて…」











「ねェ君、いくつ?」


『あ、22です。』


「ウフフ、可愛い。」


「お母さん!!お兄さんは私のお婿さんなの!!」


『………』









珍しく神楽が構ってくれなくて寂しかった









 
 

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