□ウフフアハハ
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「………」


『神楽、コレは必然だ。』


「でも…っ!!」


『諦めろ…俺はもうおりるぞ。』


「まって!!……レンが居なくなったら…私…どうすれば…」


『違う奴を見つけろよ。』


「いやアル!!私レンじゃないとダメネ!!」


『そうは言っても……









シーソーはさすがに…』









「いやアルいやアル!!シーソーしたい年頃ネ!!」


『そんな年頃もう過ぎただろ!!』


公園にて


シーソーに跨がっている2人は口喧嘩をしていた


珍しくレンより目線が高い神楽は唸りながらレンを見下ろす


「レンとシーソーでウフフアハハしたかったアルよ。」


『シーソーでウフフアハハってあんまり聞かないぞ。』


神楽を見上げため息


「レンの上目づかい萌ー。」


『マジでか。』


「ウソアル。」


『………』


「も〜…どうすればいいアルか!!ウフフアハハ!!」


『ウフフアハハといえば海じゃね。』


「お黙り!!」


『………』


本気で凹んでしまったレンを尻目に神楽は思案する


「…レン、ちょっと待っててヨ。」


『おぅ。』


しばらくするとどでかい岩を持ってきた


『うわぉ…』


「コレで均等ネ!!」


『神楽ちゃんは俺の体重そんなにあると思ってたんだね。』


岩と神楽がシーソーに乗りレンが上へ


『神楽ちゃん、シーソーバキバキ言ってるよ、壊れるよ。』


「マジでかやっぱコレもダメかぁ。」


あ〜あ
と言いながら自分が降り岩もどける


ガッコン


ぐあァァァァァァァァァァァ!!!!


地面への衝突の衝撃がもろに股間へ


「シーソーがダメならブランコ…いや、アレは波長が合わない…なら砂場…………………ハっ!?」


『神楽………ちょ…待て…』


悶えているレンに見向きもしない神楽


一直線に砂場へ走る


「レン!!砂場ネ!!砂場でウフフアハハアル!!」


『な…るほど…砂浜だと思いながら…ってか…』


納得したレンもゆっくり砂場に行き


「ウフフ〜…」


『アハハ〜…』


「ウフ……あ。」


『………』


砂場からすぐに出てしまった


「………」


『…今度海行こうな。』


「…うん。」










2人は手を繋ぎ万事屋に帰っていった









 
 

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