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□お腹すきました
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ドキドキ
ドキドキ
万事屋ではただならぬ空気が流れていた
「レンはまだか。」
「もう少しだと思います。」
堪らず銀時が呟き新八が答える
「私…お腹すいたヨ。」
朝から何も食べていないのか神楽が項垂れる
ガララララ
「「「!!!!!!!」」」
『ただいまぁ。』
「おかえりヨレン!!」
「おせーぞ!!」
「レンさん…今日の収穫は…」
『マグロとアワビとサザエとイカ。』
「「「うおおおおっっっ!!!」」」
レンは狩りの達人だった
『良い子はマネしないように。』
ポツリと呟き魚を捌く
「私も手伝うアル。」
『ヨダレダラダラだぞ。』
ヨダレを流す神楽の頭を撫で軽くキスをし台所から出した
「「「……………………」」」
無言で海鮮丼を掻き込む三人
『……』
まぁ喜んでくれたならいいかとレンも箸を手に持った
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