影の世界
□はじめまして
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「ちちうえ…」
「どうしたの?キッド」
「今日保育園に新しい友達がくるんだよ♪」
「そう…よかったね!!」
「うん!それじゃあちちうえ!」
「行ってらっしゃーい」
僕は新しい友達が誰なのかワクワクしてきた。仲良くなれるかな?
「でわ…みなさん今日は新しい友達を紹介するね!入ってきて」
ガラッ
「この子の名前はソウル君です!みんな仲良くしてあげてね!!」
「はぁ〜い」
あの子が新しい友達かぁ〜仲良くなれる!でも…
「キッド君!ソウル君と話をしてみて」
「でも…先生僕…」
「勇気をだして!!」
「………………」
「ソウル君!外で遊ぼう!」
「おままごとしようよ!」
「俺は外がいいから…」
「じゃあみんなで散歩しましょう…」
「はぁ〜い!!!」
僕達はデス・シティーを散歩する事にした。だけど僕は習い事があるから帰らなくちゃいけないから…
「先生…僕帰ります」
「あら…もうそんな時間!!気をつけて帰ってね!!」
「さようなら」
僕は保育園を出てバイオリン教室に行った
「さぁみんな…外はあったかいね!」
「うん!」
「違うわ!その音じゃありません!!」
「何!大きな声!」
「あそこのバイオリン教室の人だわ…」
「外まで聞こえるよ…」
「まったく…何回言えばわかるの!!さぁキッド!!さっきの場所からもう一度!!!」
「………はい」
♪〜♪〜♪〜♪〜
「そうよ!!この音!!わかった!もう一度」
♪〜♪〜♪〜♪ー
「さっきは出来たのに…どうしてできないんですか!!」
バチンッ
「今度まちがえたら…お仕置きですわよ」
「キッド君…先生キッド君かわいそうだよ!!」
「助けてあげようよ!!」
「先生に言われても…」
カランカラン
「ソウル君!!」
僕はドアの方を見たらソウル君がいた
「誰ですの!!お稽古の邪魔よ!」
「行くぞ!」
「えっ…」
きゅうにソウル君が僕の手をつかんできた。