ポケダン

□極秘依頼 〜ミステリージャングル編〜
2ページ/9ページ

その後、チサトとモデラートは道具の整理をし、交差点のチリーン編成所でチリーンに誰を連れて行くかを伝える。



「・・・・・・で、これから何処へ行くつもりだ」



待つこと数分。交差点にダークライがやって来た。
「いやー、大した事ないんだけど・・・極秘依頼で誰も行った事の無い場所に行くわ」
「私の聞き間違えでなければ、それは『大した事ない』とは言えないのでは・・・・・・」
モデラートが言う前に、ダークライはチサトに突っ込んだ。



「あらあら、とても楽しそうにしていますね」



そこへ、クスクスと含み笑いをしながらクレセリアがやって来た。
「クレセリア。お前も呼ばれたのか」
「ええ、多分いつも通りレベル上げと実力アップさせるためだと思うけれど・・・」
そこまで言って、クレセリアはチサトの方を見る。
チサトは深く頷き、それからメンバー全員に今日の目的について説明し始めた。

「探検隊連盟から極秘依頼が届いて・・・・・・
まだ誰も行った事の無い〔ミステリージャングル〕の奥で眠っている“草のラッパ”という物を手に入れる事が今回の目的よ」
ここで一度、チサトは息を吸ってから説明を続けた。
「秘境の地だから、きっとレベルの高いポケモンが出てくると思うし、何が起こるか予測不可能・・・。
当たり前だと思うけど、罠やモンハウは間違いなく出るはずよ」
「・・・まぁ、レベル上げには最適な場所だね」
小声でモデラートはそう呟いた。


「そういう事なので、各自いつも以上に警戒して進むわよ」


こうしてカントリーは、どの探検隊も足を踏み入れた事の無い〔ミステリージャングル〕へと向かったのであった。
 
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ