Story...

□まとめ@
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レミリア国では
内戦が起こっていた

長い歴史を持つ 地族

地族に戦いを挑む 空族

この二つの族争いに、
女王穂華は苦悩していた

穂華とレミリア国を救う為、若干19歳で学者の夏要は、古くからの友人である惠麻と伴を、レミリア国に呼び寄せた

惠麻の父親は、以前レミリアを訪れ、古から伝わるという“二つの魔力”を研究していた考古学者の守翁であり、夏要の恩師であった

穂華は、森羅万象の力を操る地族と、空を飛ぶ事の出来る特別な力を持つ空族に対抗する力を手に入れる為、二つの魔力の開放を考えていた

夏要と合流を果たした惠麻は、持ち前の度胸で地族との面会に成功する
惠麻の「何故争いを止めないのか」という問いに対し、惠麻と意気投合した来憂、次期族長の桐友は、「争いを止める気は無い」と断言した

同じ頃、伴はレミリアに向かう途中に、偶然空族の基地に辿り着く
女性好きな伴は、空族の音月を気に入り、他の空族とも次第に打ち解けていった
特に空族のリーダー的存在である理人は、無愛想な性格にも関わらず、伴に心を開くのだった

行動的な二人とは対称的に、静かに調査を進めていた夏要は、
徐々に二つの魔力と大きく関連を持つと思われる“レミリア襲撃事件”の存在に行き着く
魔族らしき集団がレミリアの国を襲撃したという惨禍と、穂華の出生・地族と空族の紛争には何か関係があるのだろうか

空族の為、伴の力を借りて地族への接触を図った夕和だったが、話し合う間もなく地族によって捕らわれの身となってしまう
そこで知った驚愕の事実は、理人が元地族だという事だった

理人が地族に居た頃、
地族なら誰もが手にする森羅万象術の力が、ある時突然なくなってしまったのがきっかけで、理人は地族を追放されてしまう
さらに追放したのは、現在の地族族長であり、理人の実の父親の安寿であった

地族への強い憎しみから復讐を決意した理人は、幼なじみの来憂でさえも例外では無かった

伴から夕和の事を聞き、地族の基地に向かう音月
何とか基地から脱走した夕和だが、気付いた地族が後を追うのだった

惠麻は地族で
伴は空族で
夏要は王族で

対立する三つの種族に、それぞれ偶然に荷担してしまう3人

果たして争いの行方は
・・・

 
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