PhantomU

□第六章 I hate it
4ページ/4ページ

「私、空、智也、夕日が突撃部隊。沙里奈
は、ここで守護に回ります。」
一軸椿は、確かな言葉でそう言った。
相手の、真紀さんは嬉しそうな顔をした。
「そう。それが良いわ。指揮は椿がとって
頂戴。研究所付近に出がいると思うから合流
してね。でも、あいつには触れちゃダメよ。
死んじゃうから。あー、そうそう。あの子
もつれて行きなさい。」
真紀さんは、扉に手招きをした。
入ってきたのは、夕日より少し大きいぐらい
の身長の少年・・・・・
「始めまして・・・・じゃないんですけど、覚え
てますかね?」
この、水色の髪の毛・・・・。
「スカイか。」
「ピンポン。当たりです。」
顔つきが、少し大人っぽくなって分からなか
った。しかし、獣とのハーフと言う事もあり
やはり、目は気持ち悪い。
「僕も、行きます。サポートぐらいは出来ま
すから。」
真紀さんは、異常な程にニコニコしていた。
「私が、しごきまくって、使える物にしたの
よ。私のお墨付き。」
真紀さんの笑顔は止まらない。
仕方が無いので、スカイも連れて行く事に
した。
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ