Phantom

□第十九章 城へ
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訓練場

「はぁ、はぁ。」

「・・・よし。これぐらいでいいだろう。
沙里奈。お疲れ。」

「椿も!」

「お疲れ様です。お二人とも。」


闘技場

「八雲君・・・それだけでいいの?」

「はい。それで十分、強くなれますよ。」


中層部

「姫様!!!」

「智也や。いい加減、訓練でもせぬか。」



『皆。聞こえる?私。真紀よ。』


十字架のペンダントから聞こえた。

『魔女の城で命が2つ消えて、新しく人形
が2つ出来たわ。これ以上増やさぬように、
これから魔女の城に突入します。』


「「「!!!」」」」


『驚くのも分かるけど、目標は魔女の討
伐。あくまでも、魔女だけよ。他の手下
は、その場の空気を読んで、戦って。
今日の、午後2時に、

長谷川 空
薄井 智也
花村 雪
瀬山 沙里奈
長谷川 夕日
一軸 椿
八雲 出

この、メンバーで向かってもらうわ。
質問だけ、受け付けるわ。拒否権なし
で。質問したい人は私の所まで来て。
以上。』


空の部屋
「・・・・まじかよ。」

「ゆうひも、いくの?」

「みたいだな。」

「でも、みんないるから、だいじょーぶだよ
ね。」

「だといいな。」
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