庭球部
□けんやくんとひかるくんの日常
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或る日のこと。
空は青く輝き、絶好のテニス日和。
そんな日に限って、けんやくんは部活に遅れてやってきました。
けれども、特にあわてる事もなくけんやくんは部室で着替えを始めました。
「よっしゃ、今日もはりきって分身見せびらかしたろかな!」
なんて、そんなことを言いながら着替えをしていると……
部室の中に、ひかるくんが入ってきました。
「なんや? どないしたん、光」
「謙也さん」
「は?」
呼ばれたけんやくんは、ユニフォームの袖に腕を通しながら振り返りました。
すると……
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