00 短編
□12話 空で待ってる
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《アレルヤ・ハプティズム(?)の場合》
「刹那、痛くないかい?」
刹那の頬に触れてみる
「大丈夫だ……それよりライルをいびるのはやめてやれ」
今はティエリアがいびってるけど僕はちょっと休憩
「だって刹那を殴ったんだろ」
「いや、だからあいつでは……」
「じゃあ誰だっていうんだよ」
「……ハレルヤか?」
やっぱりハレルヤも許せないんだねー
「この俺様がギッタギタにしてやんよ!!」
「……一般人が超兵に手を出されたらひとたまりもないだろうな……」
「あ゛?何か言ったか?」
独り言のように刹那は何か呟いていたけれど
「……いや」
「で、誰なんだよ。お前を殴ったのは?」
「……ライル・ディランディだ」
「流石は兄弟だ!!ぶっ殺してやんよ。なぁ、アレルヤ!!」
ふふ、そうだね
「ティエリア、交代だー!!」
「……すまない、ライル・ディランディ。骨は拾ってやる」
→ティエリア