００ 短編
□Merry Christmas
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「セイエイさんどうしたのですか？」
ミレイナが不思議そうに俺を見上げてきた
「いや、昔のことを少し思い出していた」
簡単に６年前の初めてクリスマスを祝った日のことを話した
「よかったです!!プトレマイオスってサンタさんくるんですね」
「ああ。そのあとも来ていたから……この４年間はこなかったけどな」
「「え……」」
「どうかしたのか、アレルヤ。ティエリア」
「い、いや」
「別に」
「それはきっとセイエイさんが色んな所を巡ってたからですよ!!今年はきっと来るです!!」
「だと、いいな」
「ち、因みに何か欲しいものはあるのか？」
欲しい、もの……
「なんでもいいんだよ」
俺が欲しいものは一つだけ
「……あいつが……」
「え？」
「……ニールに……会いたい」
他には何もいらないから
ニールに……
「「刹那……」」