復活 長編

□ドン・ボンゴレ
3ページ/12ページ

《ドンドンドンドン》
「「「「…………」」」」
4人の体スレスレをリボーンが打った弾が横切った
もちろんスレスレを狙ってのこと
「書き直す気がなくまだ騒ぎたいんなら出て行って?」
笑っているけど目は笑ってないよ?
「「「……直します」」」
「まったく…今日はジョットさんとディーノさんと食事するんだからね。それまでに終わらせるの」
ジョットさんはイタリアにきてからリボーンの紹介で知り合ったマフィアのボス
すっごく綺麗な方でこっちにきてから色々と教えてもらった俺の憧れの人
俺も可愛がってもらっていてそれでファミリーの同盟も組んでくれた
ディーノさんもマフィアのボスで俺の兄貴分
リボーンの元教え子で部下がいないとへなちょこ
10年前の俺の憧れの人
「ツナは飲むなよ。ジュースにしとけ」
「え〜」
俺だって飲みたいのに
「お前が酔うと後が大変だ」
「む〜…恭弥は直すとこないよね?ランボのお迎え行ってきて?そろそろ学校終わるし」
ランボは現在15歳の高校生だけど年相応には見えない(よく言えば大人っぽい)
時々だけど、ほんとーに時々だけど僕の方が年下に見られる(※時々ではなくほぼ100%の確率で)
10年前から俺の家に居候していたせいか周りに言わせればかなり過保護なんだって
だって、ある意味俺が育てたようなものじゃない?
「綱吉はあれを甘やかしすぎだよ」
「そんなことないよ〜?」
「そうですよ!!甘やかすんなら平等に甘やかすべきです!!さぁ、綱吉くん僕を甘やかして下さい」
「リボーン、骸がしばらく長期の仕事したいみたいだよ?」
「わかった。調整してみる」
「ああ!!綱吉くんやめて下さい!!長期間綱吉くんと離れているなんて寂しくておかしくなってしまいます」
「大丈夫。骸はもうすでにおかしいから。それに可哀想だけどクローム達にも骸の面倒見るようにお願いしておいてあげるから」
「ツナ、手がとまってる」
ちょうど内線が鳴りリボーンは俺に注意しつつ電話にでた
「もう、骸のせいだよ」
「クフフ…僕のせいで綱吉くんの邪魔をしたってなんかいいですね」
「わけわかんない」
「変態は黙れ」
「あ〜ダメだ。思いだせない」
「十代目!!俺も無理です。こんなに愛らしい十代目の様子を消すなんて」
「それ昨日の報告書でしょ?」
「綱吉くんの愛らしい行動を書いて残しておかなければ覚えておけないなんて君もまだまだですね。僕なんて心の中にいつまでも…」
「……わかった。すぐ行く」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ