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『今日の部活5時に部室前だと。土方』

『りょーかい。あと今日帰りにBUTAYA寄ってくだせ。沖』

『BUTAYAよりGAOがいい。土方』

『どっちでもいいです。沖』


最近、土方さんたちはいろんなとこに付箋を張り付けてコミュニケーションを取ることにはまってるようです。
今も、沖田さんの机には綺麗な字で書かれた付箋が貼ってあり、土方さんの机には幼稚園児が書いたような文字で書かれた付箋が貼ってあります。
噂によれば、ぎんぱっつぁんも一緒になってコレをやっているようで。(俺の机にも貼ってあったことがあったが、普通に土方さんに返事を返したら拗ねられてそれ以来付箋を貼られることはなかった)

土方さんは馬鹿だから、こんな形のコミュニケーションにはまってしまうのもなんとなくわかりますけど。
あの二人がこんな面倒なことを一緒になってやってるなんて、まあ、いろんな意味で怖いです。


『土方、お前今日放課後残れ。先生』

『土方さんは俺とGAO行くんで無理です。沖』

『部活があるから無理です。土方』

『答案丸つけんの終わってねえんだよ。手伝ってください。先生』

「…どこに生徒に丸つけ頼む教師なんているんですか。」

「おいゴラジミー、勝手に俺たちの愛のポストイット読んでんじゃねえよ!」

「愛のってなんですか愛のって!ってかそんなん言うなら俺をはさんでやり取りせんでくださいよ!」


最近じゃ、何か配布される度に付箋の付いたプリントやらノートやらが俺を通じて行き来されていて(ちなみに俺は一番前の席で後ろが沖田さん土方さんの並びだ)もちろん、回収するときも後ろから流れてくるから、こいつらの間に挟まれた俺は甚大な被害を被っていたのだった。


「そりゃあ、愛があるからに決まってんだろ?ほら。」

『先生のほうがいいです。土方』

「ちょ!それは、先生が将来プロレスラーと先生になるならどっちがいいかって聞いてきたからそりゃあ先生のほ」

「俺はこんなの来ましたぜ。」

『好きだ。土方』

「それはてめえがマヨが好きか嫌いか聞いてきたからだろうが!!つうか変な質問してくんなと思ったらこれが狙いかよお前らっ!」

『忘れたことなんかねえよ。土方』

『俺じゃダメですか?土方』

『お前が一番に決まってんだろ。土方』

「やめろォオオオオ!!」


いつのまにか、俺を余所にまたいつもの土方さん嫌がらせタイムに入っていた二人は、これ見よがしに今までの付箋を出していて、ああこれが狙いだったのかなんて、冷静に思ったりなんかしました。

それをだしにしばらく土方さんをからかう二人がいたのと、それ以来、土方さんが付箋を使わなくなったのは言うまでもありません。



悪魔の証拠事件

(だからあんなイキイキしてたんですね)



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(パチパチだけでも喜び回ります!)



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