ゴミ箱

□KOF
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その神器がいつからこの世に存在していたのかは定かではない。
が、確かに『それ』はそこにあった。
『それ』は人々の信仰の象徴であり、畏怖すべき物。
三種の神器と呼ばれる物。
神話の時代からその存在は確かに存在しており、『護るべき物』であった。

その神器を人知れず守護してきた者達がいる。

ひとつ、魔を払い、神気を呼び寄せるという、『鏡』を護りし者、『八咫の一族』
ひとつ、魔性の体内より出し、その刀身は常に雲気を孕んでいる『剣』を受け継ぎし者、『草薙の一族』
ひとつ、隠れた『陽』を呼び戻すために祭壇にかけられた『勾玉』を持ちえる者、『八尺瓊の一族』


それら三種の神器の名を…『八咫鏡』『草薙剣』『八尺瓊勾玉』と言った…




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