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□‡狂喜にのまれ堕ちて逝く
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ボクのためを思って言ってくれたんだろうけど善意は受け取る側には悪意にもなることを君は知らない。
せめて、キミが他の人を好きになったのならボクは傍にいることが出来たのに。
会える時間が短くなったって、隣にいるのがボクじゃなくたって、傍ならよかった。
他の人の隣へ行け、なんてハセヲはどういうつもりで言ったの？
「…ハセヲ…ボクにはキミしかいないよ…。だから傍にいさせて…。他の女の人なんかよりずっと、ずっとハセヲが好きだ…。だから傍に置いて…」
「……俺は、」
言葉に詰まるくらいなら最初から言わないでくれたらよかったのに。
「目の前のことばっかで精一杯で、
あんま他人を気にかける余裕なくて、
お前にそんなに会えないし、だから絶対辛くなるのはほっとかれるお前だろ？それだったら…」
「ボクは傍にいられるのなら構わない…。ハセヲ…愛してる…。
ボクの気持ちの理解もいらないから…ほって置かれたってそれがハセヲの傍なら本望…」
キミは側にいた大好きな存在を永遠に失うことを知らないから言えるんだよ。
お願い、見放さないで。
また一人になるのはイヤ。
「俺はお前が嫌いになったわけじゃない。これでもちゃんとお前のこと考えて言ってんだぜ？」
「……」
優しさの裏の突き放す言葉に気が付いた。
嫌いじゃないのに突き放すのはなんで？
好きで好きで堪らない。
だから、ボクは全部キミに伝えた筈だよ？
重かった？ボクはキミにとって邪魔だったの？
頭の中でなにかが壊れた。
「ハセヲ…ごめんね…。ボクはキミのこと本当に好きだったんだ…」
いくら縋っても手に入らないものなら、
縛り付けて置くのが一番だと思わない？
邪魔ものだってわかってもボクを必要としたキミだからもう一度わかってくれる筈だよ。
ねえ、ハセヲ？
「……、エンデュラ…！」
「これでずっと一緒だから…。好きだよ…大好き…」
離れることなく永久に共に存在出来る喜びを分かち合おう。
一一一一一一
未送信ボックスからの掘り出し物。
うーん…半年くらい前な気がしますが成長してない(笑
最後のはあれです、多分アバターかなにかの力を借りてTheWorldの異空間に閉じ込めたみたい、な…
なんて曖昧な設定だ…