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□‡ヘタレ攻めとツンデレ受け
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香住智成24歳。現在17歳の7歳下の男の子に恋をしています。
その子は当時の俺より頭がよく今の俺より金持ちです。
ハッキリ言って叶いそうにありません。


とか、なに言っちゃってるの俺。
うん、ハセヲのことは好きだ。
けど付き合えないなんて思ってないから!多分。

感情の起伏が激しいハセヲだから起源がいい日に告白しちゃえばあっさりOKが貰えるかもしれない。

というわけで俺はそのタイミングを探ろうとしているわけだが!
なんか当のハセヲ君は路地裏でぼーっとしてたので話し掛けてみる。


「ハセヲー?今日はあんまり喋らないな。しかも路地裏で一人佇んでたし…どうしたんだ?」
「いや…別にどうってわけじゃないんだけど…」
「なんだ?言ってみろよ、楽になるかもしれないしな!」


そんなあからさまに悩んでるって顔されたらおにーさんほっとけないし。
でも悩んでる顔もかわいーなあ。


「…じゃあ言うけど、エンデュランスってどう思う?」


オイオイ。ハセヲが好きな俺に恋の相談事ですか?
どうしよう、かなり傷付く。
ハセヲはエンデュランスが好きなのか。
あれだけ執拗な愛の告白に抵抗してたのに。


「お前、なんて顔してんだよ。別にそういう意味じゃないんだって」
「じゃあどういう…」
「俺が好きとかじゃなくCP的に成り立つのかと思って」


……??
CP?なんの話し?
全く理解できてないけど流行かなにか…?
流行には付いていってるつもりだったのに高校生にはそんなものが流行ってたのか。


「最近の高校生ではそういうのが流行ってんだなぁ…。全然知らなかったよ」
「はあ?流行る?全然違う。流行ってるとかじゃなくて…ほら、最近腐女子っているじゃん。クラスの女子が言うには男同士の絡みがいいらしいんだけど調べてみたら奥が深いんだよな」


調べたのか。
わざわざ調べたのか。


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