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□■幸せの小道□【完結】
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好きになると心がとっても暖かくなる……
必要とされるととっても嬉しい……
なのに必要とされないとなんで胸が苦しくなるんだろう…
■幸せの小道□
それはとても晴れた昼下がり。こんな日はお昼寝をするのが1番と考えたアレンは庭に出て寝転がる。
ぬくぬくひなたぼっこをしていると誰かが近付いてきた。
『何やってるんだ?』
『ユウ!//』
目を開け、声のした方を見てアレンは勢いよく飛び付いた。
飛び付かれた方は突然の出来事に驚き、その場に押し倒されてしまった。
『うわっ…!//』
押し倒した当人は胸に擦り寄り尻尾を振る。
『アレン…』
倒された方は額に手を当て少し怒っている様子。だが、アレンは気付いていないようで…