PandoraHearts
□狂った少女
1ページ/2ページ
柔らかな金糸の三つ編み。
優しい貴方。
「アリス」
「ジャック」
私は、貴方しかいらないわ。
「アリス、どうしたんだい?さっきから黙り込んで」
「何でもないわ・・・・・、それよりジャック、お茶でもしない?」
いいね、と彼は顔を綻ばせた。
「アリスの好きそうな茶葉を見つけたんだ。それでもどうだい?」
「いただくわ、ジャック」
私は彼に向かって柔らかく笑んだ。
この時間が好きだった。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ