ガム



「ねぇ、ブン太。」


ガムを食べていたブン太に声を掛けた。

話の話題は、今ブン太が口にしているガム


「ん?何だよ?」

「ガムって、そんなに美味しい?」

「は!?お前何言っての?当たり前だろぃ。」


ブン太はポケットから緑色をしたパッケージのガムを出した。


「特にこれ!グリーンアップル味!これは最高に美味いぜぃ。お前も食べてみろよぃ。」

「う、うん。分かった。」


ブン太お気に入りのグリーンアップル味のガムを口に放り投げた。


「どう?美味いだろぃ?」

「うん!私、そんなガム食べないから分かんなかったけど、結構イケる。」

「だろぃ?また、欲しくなったらやるから言えよ?・・・特別だからな//。」

「うん、ありがと!」


少し赤くなりながら言うブン太に軽くときめいてしまった。

だから、それを隠すために思いっきり笑顔でお礼を言った。



私の恋の始まりは貴方のガム


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