story
□チョコバナナ
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そして、特大サイズの見事なチョコバナナが完成した。
早速くわえようと腹につくくらい反り返ったチョコバナナに顔を寄せればビクンと動き、見た目は変わってもやはりこれはゾロチンなのだと思い知らされる。
くわえられる事に期待しているのだろう。
ならば期待に応えてやらねばっ!
おずおずと舌を出し先端を舐めれば、チョコの味が口いっぱいに広がる。
デケェし太ェし硬ェし、バナナとは遠く掛け離れてはいるが、チョコで見えない分思っていたより躊躇なくパクンとくわえる事が出来た。
さすが俺。ヤる時はヤる男だ!
「うッ‥」と小さく呻くゾロの声に気をよくし、更に大胆に舐め上げていく。
同じ男だから、どの辺を刺激されれば気持ちイイのかなんてのはお手のモン。
一度くわえてしまったら今まで出来なかったのが不思議なくらい、しかも我ながら初めてとは思えねェ程、チョコが剥がれ姿を現したゾロのチンコを夢中でしゃぶっていた。
甘い甘いチョコの味に、先端から溢れ出た先走りのしょっぱさが加わり、なんとも絶妙な味わい。
次から次に滲み出て来るしずくに「ゾロが感じてんだなぁ」と思うとたまらなく嬉しくなった。
声を押し殺しながらずっと髪を撫でて来る優しいゾロの仕種も嬉しくてたまらねェ。
なんでもっと早くヤッてやんなかったんだろうと思う程、グロテスクなゾロのチンコも今は愛しくてしょうがないのだ。
愛しすぎてついうっかり深々とくわえ込んでしまい、喉の奥に突き当たり咽そうになるのを堪えながらも、夢中でゾロのチンコを愛撫していた。
「はっ‥サ‥ンジ、‥もう、離せ‥出る」
気付けばゾロの息は上がり、優しく髪を撫でていた手は俺の頭をどかしにかかる。
だけども、今はこのゾロのチンコが愛しくてしょうがない。このまま口から離れて行ってしまうのは嫌だ。
外されてなるものかと更に奥までくわえ込む。
「あっ‥、やべェって!もう出ちまう‥サンジっ」
ゾロが焦るが、俺はよくゾロの口の中で射精させられ、ゾロはそれを平気なツラで飲んだりしてんだ。
だから俺だって、お前のザーメン飲んでみてェよ‥
「ハッ‥も、出る‥んっ‥」
ビューーッ、ビュクン、ビュク‥‥―
パンパンに張り詰めた竿の先から、勢いよくザーメンが吐き出された。
‥‥にっげー!!
何だコレ、クソまじーっ!!
初めて口にするゾロのザー汁は、臭いわ苦いわマズィわで、むせ返り涙目になりながらも必死で飲み込んだ。
なのに粘っこく喉にひっかかり、全然飲み込む事が出来やしねェ。
「うっ‥ゴホッ、ゲホッ‥」
「チッ、バカが‥、だから離せっつっただろーが!」
「う、うるへー。テメェだって、ゲホッ、いつも俺の、ゴホッ、飲んでん‥じゃねーかっ」
「だからって、テメェが無理して飲む事ァねェよ。俺はヤりてェからヤッてるだけだ」
「‥ゾロォ‥」
俺だって、こんな事出来るくらいお前が好きなんだぜと伝えたかっただけなんだ。
今日はバレンタインデーだし、愛の告白をする日だろ‥?
「‥でも、嬉しかったぞ。ありがとなサンジ」
「‥おう」
“ヤりてェからヤッてる”
‥だよな、こうゆうのは覚悟を決めてヤるモンじゃねェよな。
見た目がどうとか関係ねェんだ。
俺もいつかは自然とそう思える日が来るはずだ。
そう、さっきのように‥
でもクソまじーから しばらくはヤんなくていいや。
口直しに、ゾロのキスと甘いチョコを。
ゾロのチョコバナナは、今は下の口でしっかりと味わわせてもらい中だ。
END
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