story

□完璧主義の潔癖症
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しかし 問題なのは
“潔癖症”
潔癖症という言い方は違うのかもしれないが、俺からしてみれば理解しがたいものが多い。

そしてこれは周りの人間にも向けられる。

ご飯やおやつの前は 必ず石鹸で 手ェ洗え!だの、しょんべんの後 そのまま出て行くとこが見付かろうもんなら 容赦ない蹴りが飛んで来る。
(両方 当たり前の事なのだが)

汗をかいたらシャワー浴びろだ、二日続けて同じシャツ着るなとか 一々うるさい。
人の事だ。
ほっとけ!と思う。

そんなうるさいクセに、食事の時 ルフィがこぼしたりブルックが食い散らかしたり、 端からみたら(汚ねぇな〜 もぅちっとおとなしくキレイに食えねぇのか?) と思うような事をしても そこは怒らない。
ナミやロビンの食事に害が及んだり 嫌いな物を残したりしたらこっぴどく怒るが、汁が飛び散って汚れるだのは
『どうせ後で拭くから』
と問題ないらしい。
怒るどころかニコニコ笑って見ている。
こいつらにマナーってもんを教えても無駄だと諦めたのか…
コイツの境界線はよくわからん。


が、一番俺が問題視するべきは夜だ!

俺は染み付いた アイツの匂いをかぎながら抱きたい。
なのに アイツは風呂に入ってからじゃないと イヤだと言う。
かと言って 俺までそうしろと言う訳ではない。
よっぽど 汗臭かったり汚れたりしてたら嫌がるが、ヤル前でも後でも 毎日ちゃんと風呂さえ入ればいいらしい。


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