story
□完璧主義の潔癖症
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ゾロの嫁‥もとい 麦わら海賊団のコックであるサンジは
完璧主義の潔癖症だ。
“完璧主義”なのはいい。
自分の中の問題だから。
と ゆうより寧ろそれはありがたい事だ。
例えば料理。
“海の一流料理人”
と豪語するだけあって、メニューや味はもちろん 見た目にもこだわり、いつも食欲をそそる美味い料理がテーブルに並ぶ。
各々の口に合う様に 少しずつ味付けを変えていたりもして、とても細やかな心配りだ。
食材は一切無駄にせず
普通なら捨ててしまう様なとこでも工夫して使う。
あの手は まるで魔法だ。
『食材は食った奴の血となり骨となり肉となるのだから、いつも感謝の気持ちを忘れずに』
と 敬意を込めて調理するのだそうだ。
そして その食材の味を引き立たせるにはどうしたら一番よいのかと。
グランドラインに入り 次々出てくる新しい食材に、あれだけの腕を持ちながらも まだまだ勉強する事がいっぱいあるのだそうだ。
コックと言う仕事を完璧にこなす為 日々精進している。
料理以外でも 掃除 洗濯も完璧にこなす。
この船には 女が二人乗っちゃいるが お話にならない。
サンジは人の手を借りようとゆう気はないらしく、自ら進んでせこまかと動く。
とても要領がいい。
サンジはまるで 一家の主婦だ。
ここまではいい。
完璧な嫁だ。
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