□How Long?
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「はい。じゃナルト。女に変化してみろ。」

「わかったってばよ!! ―――必殺、お色気の術っ☆」



ボフッ



現れたのは金色の髪をツインテールにし結ってあり、ナイスバディの文句なしな外見のナルト。



「どう?どう?俺ってば、すげぇだろ!!!?」



―――うん。OK。
………服さえ着ていれば。



「はいはい。フザケないで。ほら、服着る!!」


ごめん ごめん
と返事し、もう一度変化の術を使い今度はちゃんと服を着る。





「さて、二人とも気抜くなよ。…サクラは俺と少し調べ事だ。」

「はい。」



じゃ各自しっかりと。

と告げ、カカシとサクラは遠くの方に消えていった。




「……サスケ…どう…すんの…?」

「ウスラトンカチが。…取り敢えずこの大学、行くぞ。」


そのまま背を向け大学がある方に走って行く。


人間の国は森林が少ない。お陰で隠れながら移動出来ない。 その為、この人間の国では何時もの二倍、頭を使わなければならないようだ。



「あ、待てってばぁー」


置いて行かれそうになったナルトは急いでサスケの後を追いかけた。












今――7時40分

で、向こう行くのに約1時間かかる。

9時迄に着けばいいから…

ちょい時間かかるな…転入初日から遅刻なんて、洒落(しゃれ)にならない。



「……ぇー…サ…スケ………サスケっってば!!!」

「!!……何だよ。」


考え過ぎていて、
全くナルトの声に気が付かなかった。



「……俺ってば、…どうすれば良いの?」

その一言にサスケは酷く驚いた。

まさかコイツが…
作戦を聞いてくるなんて…。


まあ、そっちの方が助かるのだが。


「…お前は…俺と恋人って事は絶対伏せとけ。」

「何で?つか、別に俺達恋人じゃねーじゃん。」


………コイツは…

「こんのウスラトンカチっ!!!今さっき聞いたことを忘れるな!!」


そこから 面倒臭かったが、俺達のポジション・役目など細かく説明してやった。



…流石にミスされたら困るからな…。





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