な
□How Long?
4ページ/6ページ
そして何とか…
無事目的の大学に行くことが出来た。
「さて、入学手続きでもするか。」
と言っても既に細かい手続きはしたとカカシがいっていたので実際、
学園長の所に行くだけなのだが。
「てか…サスケ…やっぱ早く行かね?…サスケってば…言いたかねーけどモテてるの!!」
皆がこっち見てる…
とナルトは恥ずかしいのかトラウマなのか知らないがサスケの後ろにそっと隠れた。
(いや、半分以上はお前の所為でもあるだろーが…。)
外見バッチリで
ただでさえ目をひく金色だ。目立たない筈がない。
(大体コイツ目立ちたがりじゃ無かったか?)
まあ、確かに急ぎたいのはわかるのでそのまま応接室に向かった。
「今日からお世話になるうちはサスケです。」
「うずまきナルトです。」
本当は本名名乗らない方が良いのではないかと思ったが、寧ろ出した方が向こうの忍に分かりやすいだろうと考え、本名を出すことにした。
それに 本当に忍がいるのなら『うちは』の名前は知っているだろうし。
食らい付いて来やすい。
そのままサスケとナルトは運良く同じクラスになれた。
そして恐らくそこのクラスの担任であろう先生が案内してくれた。
「あなたたちのクラスはここよ。馴染みやすいクラスだと思うわ。」
苦笑いを含めながら先生がいった。
きっと騒がしいクラスなんだろうなと予想し、それを考えただけでサスケはうんざりする。
騒がしいのはコイツ一人で十分だ…
「よっしゃ、俺ってば頑張っちゃうもんね!!」
「このウスラトンカチ!!お前はもう少し女らしく出来ないのか!!」
サスケの言葉にはっとし、そーだったと認め、
「そうだったってば!!俺……じゃなくて私ってば何やってんでしょー」
あははー
と笑うナルトのわざとらしい女言葉に不安を覚えるがいざとなれば仕方ない。
「じゃ、入ってくれる?」
先生に聞こえてたのか知らないが、教室に早く入るよう進められる。
「はいはーい、皆席着きなさい。転入生よー。」
ぱんぱんと手をならし注目を集める。
ナルトは自分達より身長が大きい学生たちに少し不安の色をみせた。
無理もない。
ただでさえ大学生といえば自分達より年上なのだから。