ヴァンパイア革命

□第8話
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リークは扉から吐き出された、出た先は見慣れない豪華な道が続く……

「中央城(セントラルキャッスル)?!」


「早く!早く医者を!!」

「今呼んだ!!!」

「タオル!もっとタオルを持ってきなさい!!」

「はい、ただいま!」

城はいつもより騒がしかった

「なんだ…?」

リークはある部屋の前にいた

一番豪華な造り…ここは王の部屋…

それがわかるとリークは扉をあけ部屋に飛び込んだ!

ガっターン!





「き、貴様は!!!」

そう、リークは永久追放人。
ヴァン王以外は人間界からエルメトリアスに戻ってくることは不可能なのだ。
ヴァン王の側近は兵士を呼ぼうとしたが…


「大臣よ、下がりなさい。私はリークに用事があるのです。リーク…こちらへ来なさい」


「ですが、ヴァン王!!」

「私の言うことがわかりらないのですか?」

寝ているとい言うのに相変わらず威厳は衰えを知らず

「はい、わかりました…」

大臣が部屋を出ると…ヴァンはリークに向きなおる

「風邪か…?」

リークは静かに名前を言う

「そうだよ、少し体調を崩していてね…ゴホッごほ」

「嘘つくなよ!そうやって、、、お前ヴァンじゃないんだろ?アリクなんだろ?!?!」


「……・リーク…」

「何で、」

「お前に俺と同じ過ちを繰り返してほしくなかったからだ…。」

「依頼主ってのは…・お前なのか?!」

「あぁ、俺は…この魂全部を代償にお前に過去を見せた。
俺はお前の旅を全て見てきた、だからお前には真実を教えた。
この旅はそれが目的だったからだ…。」


「魂を代償…・ってまさか!!」

「あぁ、俺の命はもう消える
だから最後に息子と喋りたくなってな。」


アリクは笑顔で悔いなど無いかのように喋る。
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